① | 4〜5人組のチームを3チームつくります。Aチーム対Bチームで綱引きを30〜40秒間行います。 |
② | Cチームは状況を見て、負けそうなほうに手伝いに入ります。 |
③ | 真ん中のCゾーンで終了すればCチームの勝ち、AゾーンかBゾーンで終了すればAチームあるいはBチームの勝ちです。 |
④ | リーグ戦を行い、勝率の高いチームが優勝です。 |
手伝いに入るチームには、戦略を考えさせましょう(手伝うタイミングや声かけなど)。
人数を多くしても楽しめます。
下半身の強化
状況の判断、対応能力の向上
このプログラムは、3チームで楽しむ綱引きです。4〜5人組のチームを3チームつくり、Aチーム対Bチームで綱引きを行い、Cチームは状況を見て、負けそうなチームを手伝います。その結果、制限時間になったときに、中心が真ん中の引き分けゾーンにある場合はCチームの勝ちとなるゲームです。綱引きに第3のチームが加わって行うことで、一方的なゲームになることなく拮抗したゲーム展開が可能となること、また第3のチームの動き方として全体の動向を判断し、瞬時に対応する戦略性が求められること、などが面白さとなっています。
脚力、腕力、全身の筋力、判断力などの体力要素の向上が期待される運動です。運動特性との関係で見ると、制限時間内で2チームが綱引きをしながら、もう一つのチームが随時、仲間に入ってきて、拮抗状態が続くなかで、いつの間にか脚力、腕力、全身の筋力などが高まる遊びの構造になっている点が特徴です。
1回に要する運動時間は短いのですが、運動強度は比較的大きいプログラムです。幼児から高学年まで、多世代で楽しめるゲームです。