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遊びプログラム運動遊び 動画で見てみよう

落とさず捕まえろ !

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落とさず捕まえろ 進め方
参加者(10〜15人程度)全員が、ティッシュ(レジ袋でも可)を胸やお腹の位置におきます。
オニを2人決め、手を使わずに、ティッシュを落とさないように走りながら、鬼ごっこを行います。
途中でティッシュを落とした人は5秒間動けません。ただし、5秒たったら再び参加できます。
アレンジ
オレンジ

慣れるために、ティッシュを胸やお腹の位置において、どれくらい長く走れるか競争しても楽しいでしょう。

効果
オレンジ

身体コントロール能力の向上

オレンジ

敏捷性の向上

オレンジ

持久力の向上

分析

このプログラムは、鬼ごっこ形式の遊びですが、参加者全員がティッシュ(レジ袋でも可)を胸やお腹のところにあてて、それが落ちないようにするところに特徴があります。走るスピードが低下するとティッシュが落ちてしまうので、常に一定のスピードを保つ必要があります。そのため、たとえばオニ役の子どもの運動量だけが多くなるのではなく、参加者全員が一定程度の運動量を確保できます。また、オニに直接追いかけられていないときも、ティッシュが落ちないように工夫すること自体が楽しい動きなので、全員が楽しくゲーム展開できます。

体力要素から見た特徴

走能力や敏捷性の向上とともに、状況判断能力を含めたコーディネーション能力の向上が期待されます。オニに捕まらないように、あるいは、オニ役の子どもがうまく捕まえられるようにするためには、状況を判断し、機敏に動く必要があります。ここで、オニから逃げることと、ティッシュが落ちないことの両方を同時に行うという二元的な課題を同時に解決する能力が求められ、複合的な能力の向上が期待されます。

このプログラムは、運動強度は比較的大きいものに位置づけられ、幼児から高学年まで、あるいは多世代で楽しめるゲームです。また道具が安価なので、日常的な活動に活用できます。幼児と高学年の子どもが同時に実施する場合は、幼児は2回捕まったらアウトにするなど、幼児への特別ルールの設定を含め、異年齢の子どもが同時に楽しめる工夫が重要です。

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